大通りのにぎわいから少し離れたところに、メルヘンの世界のようなお店があります。
今回訪れたのは、そんな静かな通りに佇む「はちみつしょっぷ820(はにーまる)」。
かわいらしい外観に惹かれて扉を開けると、そこにはランチも楽しめるカフェ空間と、純国産はちみつへのこだわりが詰まっていました。
童話の世界に引き込まれる、はちみつカフェ
人形町通りから脇道へそれて歩いていると、突如、白いレンガのかわいらしいお店が目に飛び込んできました。

クリーム色の印象的な小窓に、細長い入り口。まるで童話の世界から飛び出してきたような外観です。
入り口に掲げられているメニューは、ランチセットのパスタの他に、厚切りハニートースト・はちみつフレンチトースト・ハニーレモンソーダとどれもはちみつづくし。

それもそのはず!ここは「はちみつしょっぷ820(はにーまる)」カフェを併設したはちみつ屋さんなんです。
ちょっとワクワクしながら、今日のランチはここでいただきます。
階段を登るごとに現れる、秘密基地のような空間
店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのはずらっと並んだはちみつ。
ここはあとでゆっくり見ることにして、まずはランチのオーダーをします。
このお店は、1階で注文をしてから席に着くシステム。私は白味噌カルボナーラをオーダーしました。
お支払いをすませて階段を上ると、まず中2階のようなスペースにカウンター席が並んでいます。


2階には明るいテーブル席、そのさらに上にはロフトのような中3階の空間。
階段を進むほど、物語の中に入り込んでいくような不思議さがあります。

フロアが分かれているので、ランチはもちろんですが、お昼のピークを外せばブログを書いたり、読書も落ち着いてできそうな空間でした。
Wi-Fiもあるのでリモートワークにもいいかもしれません。
小さい頃に屋根裏部屋に憧れていた、秘密基地のようなワクワク感を感じる店内です。
はちみつ店で出会った、つゆだく白味噌カルボナーラ
店内を興味深く探索しているうちに、ランチが運ばれてきました。

こちらがたっぷり野菜のサラダと、つゆだくカルボナーラ!思ったよりもスープがたっぷりです。
でも一口食べてみると、これがすごくおいしい!

サラダにかかったちょっとスパイシーなドレッシングと相まって、フォークが止まらず、あっという間に食べてしまいました。
麺がなくなったお皿には、スープがたっぷり残されています。
パンに浸して食べたい!なんならこのままお皿ごと飲み干したい!

そんな欲求と格闘しながらしばしお皿を見つめていた私。とはいえ、行儀が悪いので、スプーンでひたすら飲んでました。
はちみつ屋さんで出会った、意外な逸品でした。
かわいい隠れ家の裏にあった、はちみつへの思い
カフェでの満足感をあとにしながら1階のショップへ降り改めて見ると、本当にいろんな種類のはちみつが並んでいました。

みかん、りんご、桜、菩提樹。聞いたことがあるものから初めて見るものまで、どれも純国産にこだわっているそう。
蕎麦のはちみつは、通常はちみつと言われて想像するような色ではなく、濃い琥珀色。蜜をとる花の種類によって、はちみつの色も濃淡さまざまで興味深いです。
ふだん何気なく食べているはちみつにも、いろんな花の蜜が混ざった百花蜜と、花の種類をしぼった単花蜜があるそうです。
商品棚は単花蜜が主体で、純国産・非加熱にこだわった生はちみつが取り揃えられていました。

この「はちみつしょっぷ820」を運営しているのは、隣のビルにある建築資材の流通商社・丸栄工業さん。
日本の農産物の生産や地方活性化への貢献を目的に、2021年からは養蜂事業もスタートしたそうです。
栃木県那須町では自社農場も運営されているとのこと。
一見するととてもかわいいはちみつカフェ。でもその裏には、国産蜂蜜や地域の農業を支えたいという思いがある。
人形町という町に、こんな優しい挑戦があると知って、ますますこの町が好きになりました。
はちみつしょっぷ820(はにーまる)
住所:東京都中央区日本橋人形町1-1-16
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」から徒歩約5分
東京メトロ半蔵門線「水天宮駅」から徒歩約5分
TEL:080-5471-6657
営業時間:9:00-17:00
定休日:土日祝日
駐車場:なし



















