日本橋の中心で長年愛される百貨店である日本橋高島屋。毎日多くのお客さんが訪れる中で、街中のオアシスのようにゆっくりと食事やティータイムを過ごせるカフェ「FAUCHON LE CAFE(フォション ル・カフェ)」のご紹介です。
まるでフランスのパリにタイムスリップしたようなステキな空間
外観からおしゃれで、優雅な時間を過ごせそうな雰囲気が漂っています。
こちらのお店の本店「FAUCHON(フォション)」はフランスのパリにあり、1886年創業の高級食材店です。フォションは、日本橋高島屋の地下1階のお菓子やお惣菜が販売されているコーナーの一角においても、種類豊富なパンが販売されています。
こちらはフォションが営むカフェとなっており、お料理やデザートをいただくことができるので、食事やティータイムをゆったりと過ごしたい人にオススメです。
私が訪問したのは、週末の16時頃です。ランチタイムと14時~15時のティータイムは少し混みあう場合があるため、午前中、もしくは16時以降の訪問が狙い目です。
店内70席、オープンテラスは32席と席数も多く、暖かくなってきた今の時期はオープンテラスで過ごすのもよいかもしれません。ちなみにオープンテラス席はペット可となっているのもうれしいです。
ランチやディナーのお食事だけでなく、季節のデザートまで楽しめる
オープンテラス席につくと、なんだかホッとした気持ちになります。テラス席は緑に囲まれており、気持ちの良い風が流れてくる中、メニュー表をみながら、どれを食べようか選ぶ時間もとても楽しいです。
こちらのお店は、メニューがとても豊富です。フランスらしいバゲットサンドや、ほうれん草のキッシュ、オニオングラタンスープなど、しっかりボリュームがあるお食事メニューに加え、季節のフルーツを使用したデザート、クレームブリュレ、店内のショーケースには色とりどりのケーキやエクレアが並びます。
季節のケーキと香り豊かな紅茶で、おしゃべりに花が咲く
今回はランチをしっかり食べた後で、かつ夕飯を食べる前ということで、デザートをいただくことにしました。ショーケースにはおいしそうなケーキがたくさん並んでいて、どれをいただこうか悩んでしまったため、一緒に訪問した友人とそれぞれ食べたいデザートを注文してシェアしました。
まずは、私が注文した苺のフォンテーヌブローをご紹介。さくらんぼのお酒の香りを付けたマスカルポーネと生クリームのムースを合わせたデザートです。上にはフレッシュな苺と苺ジャムが盛り付けられています。食べるのが少しもったいなくなってしまうほど、見た目も美しいです。
ムースはミルキーでまろやかな味わい。マスカルポーネのコクが深みを出していて、苺のフルーティーな味わいで爽やかさもプラスされています。重たすぎず、ふわっと口の中でとろけていく食感が幸せな気持ちにさせてくれます。
続いては、店内のショーケースから選んだモンブラン。コロンとしたフォルムのモンブランは、見た目のかわいらしさからは想像できない濃厚な味わいです。栗感がしっかりと感じられて、口いっぱいに甘い栗の味わいが広がります。
モンブランの中央にはクリームが入っており、こちらの生クリームはふわっと軽い食感で、上品な甘さが特徴的です。下のクッキー生地のサクサクとした食感とのコントラストが素晴らしく、あっという間に完食してしまうおいしさでした。
おいしいデザートは、紅茶やコーヒーとの相性も抜群なので、ぜひドリンクも一緒に注文をしてみてください。お食事やデザートにプラス550円で、好きなコーヒーや紅茶をセットにすることができるので単品で注文するよりもお得です。
おいしいデザートとドリンクをいただきながら、仕事のこと、家族のことなど、おしゃべりに花が咲きます。この日もゆったりとおしゃべりを楽しんで充実した時間を過ごすことができました。
フォションの味が自宅でも楽しめる
今回いただいたデザートにのっていた苺のジャムがとてもおいしかったので、帰り際に日本橋高島屋の地下1階にあるフォションのパン売り場でジャムを購入しました。
こちらのカフェでいただいた紅茶の茶葉も販売されているので、自宅でもフォションの味を楽しめるのはうれしいです。
日本橋高島屋でお買い物をしたときの休憩タイムに、お散歩の寄り道に、お友達との女子会に、とても使い勝手のよいお店なので、ぜひ訪問してみてください。
FAUCHON LE CAFE(フォション・ル・カフェ)
住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C 本館ガレリア1F
アクセス:東京メトロ銀座線「日本橋駅」から徒歩約1分
TEL:03-5542-1570
営業時間:10:30-20:30(L.O.19:30)
定休日:不定休(施設に準ずる)