人形町でふらりと入ったのは、「アンキットの気持ち」という名前のお店。
カレーのおいしさはもちろん、印象に残ったのはパリッと香ばしいナンの存在感でした。
950円で2種類のカレーとナン、ライスまで楽しめるランチセットで近場のプチインド旅行気分を味わってきました。
人形町で見つけた、ナンが主役顔するインド料理店
人形町といえば、老舗の甘味処や和食の印象が強い街ですが、歩いていると意外なところに異国の入口があらわれます。
そのギャップも、人形町を歩く楽しさのひとつ。
昔ながらの落ち着いた街並みの中に、ふと現れるスパイスの香りが漂うこのお店。

扉を開けるとインド音楽が耳に届き、異国の気配に引き込まれます。
ここはランチメニューの種類も豊富。チキンステーキが添えられた満腹感あるセットをはじめ、どれも千円前後とリーズナブルです。

でも、迷ったらおすすめしたいのは950円のBセット。(以下、価格はすべて税込)
8種類のカレーから2種類を選べるうえ、ナンとライスまで付いてくる。
満足感があり、初めての人にも選びやすい定番ランチです。
950円で欲張れるランチ
今回私が選んだカレーは、日替わりとサグチキン。この日の日替わりはナスチキンでした。
一方「サグ」はヒンディー語で青菜を意味するそうで、サグチキンはほうれん草のカレーです。
しかも、この店のいいところは、ナンにも種類があること。プレーンはもちろん、かぼちゃナンにも無料で変更可能。
さらに、プラス300円でチーズナンをオーダーできます。
私は、かぼちゃナンにしてもらいました。

しかも、どうやらランチタイムはナンかライスを1回無料でおかわりできるようですよ!
サラダもついてくるので、ワンプレートの中で、野菜も摂れ、ちょっとずついいとこどりができるうれしいセットです。
パリッと香ばしいナンに、最初の驚きを持っていかれる
運ばれてきたプレートで、まず目に入るのはナンのボリューム。
香ばしい香りもあって、カレーを食べる前から主役顔です。

かぼちゃナンといっても、カレーの邪魔をしないやさしい甘み。
表面は香ばしく、噛むとほんのりかぼちゃの風味が広がります。
裏はカリッと焼かれていて中はモチっと、これだけでパクパク食べられてしまうほどです。

プレーンとは違う楽しさ!無料で変更できるので、ぜひ一度はかぼちゃナンを試してほしいです。
カレーも、日替わりのナスチキンは少し辛めで、サグチキンはマイルド。辛さが苦手な人でも食べやすいと思います。
ひとつのカレーだけだと、途中で少し味に慣れてしまうこともありますが、2種類あると最後まで飽きません。

辛めの日替わりを食べたあとに、マイルドなサグチキンへ逃げる。ナンで食べて、次はライスで受け止める。
そんなふうに小さく組み合わせを変えられるので、950円とは思えない満足感があります。
ランチで「ちゃんと食べた」という気持ちになれるのは、かなりうれしいポイントです。
テーブルの脇には謎の壺
途中、テーブルの横に目をやると、小さな小瓶に目が止まりました。

ふたを開けてみると、玉ねぎのお漬物のようなものが入っています。
そのまま食べると辛味が強いですが、カレーやナンの合間に挟むと、口の中がリセットされます。

濃厚なカレーを食べ続けている途中で、玉ねぎの辛みがふっと入り、次のひと口が新鮮に感じられる感覚。
こういう小さな味変があるだけで、最後まで楽しく食べ進められるのもいいところでした。
近場でプチインド旅行を味わえる幸せ
食事中は、店内で終始流れているインド音楽のおかげで、ゆったりとした時間とプチ旅気分を味わえます。
壁に飾られた装飾もインドらしさを感じられて、目でも舌でも楽しませてくれます。

インドカレーはいわば漢方薬のようなもの。スパイスやハーブにはこだわっているそうで、食後は体の内側からほかほかする感覚がありました。
わざわざ遠くまで出かけなくても、昼休みや休日のランチで少し気分を変えられる。
そんなお店が近くにあると、街で過ごす時間が少し豊かになります。
人形町は和のイメージが強い街ですが、こうした異国の味にも自然に出会えるところが面白いです。ぜひ一度足を運んでみてください。
アンキットの気持ち人形町店
住所:東京都中央区日本橋人形町1-4-13
アクセス:東京メトロ日比谷線「人形町駅」から徒歩約1分
東京メトロ半蔵門線「水天宮駅」から徒歩約4分
TEL:03-6661-6419
営業時間:11:00-15:00/17:00-23:00
定休日:月曜日
駐車場:なし



















