中華オタクなシェフがつくる絶品中華料理をお酒と一緒に楽しむ「人形町 天秤棒」|日本橋人形町

「ちょっと大人な中華BAR」がコンセプトの中華料理店をご紹介します。

プロの中華シェフがつくる中華料理と、種類豊富なお酒で乾杯する夜は、とてもステキな時間になるはずです。

担々麵専門店が中華BARをオープン!カウンターで楽しむ中華とお酒

天秤棒はもともと担々麺の専門店として、2022年にオープン。オープン直後から本格的な担々麵が味わえるとのことで、人形町で大人気のお店となっていました。私もオープン直後に担々麺を食べに訪れ、痺れと辛さがきいた本格的でおいしい担々麺をいただいたことがあります。

落ち着いた雰囲気の店内は、全席カウンター席となっています。中華料理店でカウンター席のみのお店はめずらしいです。担々麺専門店だった時にはランチタイムの営業をされていましたが、現在は中華BARであることから、ディナータイムの営業のみとなっています。

私が訪れたのは、8月の18時ごろ。日が落ちる前の空が明るい時間から、お酒を飲めるのはうれしいですよね。時間が経ち、外からの光が少なくなっていくにつれて、店内もBARらしい雰囲気がただよいます。

中華オタクなシェフによるこだわりがつまった本格中華料理を堪能 ⁡

フランスのグルメガイドのミシュランに掲載された中華料理店出身のシェフは、中華一筋の17年。毎日のように中華を食べる、まさに中華オタクなシェフがつくる中華料理は、お酒がすすむ本格的な味わい。

フードメニューは、スープ、前菜、ベジタブル、海老料理、肉料理、点心、麺・飯と種類が豊富にあります。値段も手が出しやすく、多すぎず、少なすぎないちょうどよいボリューム。おいしい中華料理を少しずついろいろと食べられるのは、うれしいです。

今回は、お店のオススメを中心に、3つの料理を注文しました。

まずは、天秤棒の肉団子(900円※税込)です。ごろごろっとした大きめの肉団子が4つも盛り付けられています。魚香ソースを使用していることで、コクと酸味のある味わいとなっています。シソのさわやかな香りがアクセントとなっています。

続いて注文したのは、トマトと玉子の炒め(950円※税込)です。シンプルな食材の組み合わせですが、私が好きな中華料理のひとつでもあります。トマトの甘みがしっかりと感じられ、とろとろ、ふわふわの玉子がまろやかで、とてもおいしいです。

そして、中華料理といえば、思い浮かべる方が多いのが麻婆豆腐です。人形町 天秤棒では、普通の麻婆豆腐だけではなく、チーズ麻婆豆腐(1,300円※税込)もあります。プロのシェフがつくるので、唐辛子の辛さと山椒のシビレがしっかりとしている麻婆豆腐でした。チーズが加わることで、まろやかさが加わって食べごたえがあり、ライスが欲しくなるおいしさでした。

どのお料理も本格的な味わいで、とてもおいしいです。全体的に濃いめのしっかりとした味付けなので、お酒がすすみます。お酒の種類も、ビールやサワー、ウイスキー、ワイン、焼酎と豊富に取りそろえてあるため、お酒と中華料理の組み合わせも楽しんでみてください。

飲んだあとには本格的な担々麵で〆る⁡

元々は、担々麺専門店であったことから、現在でも担々麺のみを食べに訪れるお客さんもいます。

十種類以上の香辛料や野菜を使用し、ていねいにつくられた元祖担々麺。さらに辛みが強まったやみつき担々麺や、汁なし担々麵、スパイスカレー担々麵など、担々麺でも種類がたくさんあります。

おつまみをたくさん食べてしまったから、少しだけ担々麵を食べたい!という方には、担々麵ハーフ(700円※税込)があります。

パツパツとした歯切れの良い細麺が、ピリ辛のスープに絡んでおいしいです。ひき肉もごろごろとたくさん入っており、ハーフサイズでも十分にボリュームがあり、食べ応えがあります。

おいしい中華料理とお酒、〆には担々麺までいただくことができて、とても楽しい時間をすごすことができました。

ふらっとお店に寄って、軽く飲むのもよし。夕飯に本格的な担々麺を食べるのもよし。さまざまなシーンで利用できる便利なお店なので、ぜひ訪れてみてください。

⁡人形町 天秤棒
住所:東京都中央区日本橋人形町2-25-11三幸ビル1階 A号
アクセス:東京メトロ日比谷線「人形町駅」から徒歩約3分
都営浅草線「人形町駅」から徒歩約3分
TEL:03-3808-6505
営業時間:18:00~24:00
定休日:土曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。