【馬喰町駅】ナシレマッってどんな料理?本格マレーシア料理を味わえるカフェ「マレーカンポンコピティアム日本橋店」

東京の魅力のひとつは、さまざまな国の料理を気軽に楽しめること。日本橋エリアにも、各国の食文化を味わえるお店がたくさんあります。

今回訪れたのは、マレーカンポンコピティアム日本橋店。JR総武快速線馬喰町駅の1番出口・3番出口から徒歩約1分の場所にある、ビジネスホテル併設のカフェです。

現地出身の方が経営するこちらのお店では、本格的なマレーシア料理を楽しめます。私にとって、初めて知る料理や味との出会いがありました。

今回は、オーナーさんに教えていただいたおすすめ料理を中心に、お店の魅力をご紹介します。

馬喰町駅すぐ!本格マレーシア料理を楽しめるカフェ

お店の外観は全面ガラス張り。外から店内の様子が見えるので、初めてでも入りやすい雰囲気です。

店内にはマレーシアの写真や小物が飾られ、現地の雰囲気を感じられます。

併設ホテルの宿泊客はもちろん、近隣のホテルに泊まる海外からの旅行客も多く訪れるそうです。欧米や東南アジアからのお客さんが多く、ハラルに対応した食事を求める人にも親しまれています。

もちろん日本人のお客さんもいます。ランチタイムには近隣で働くビジネスマンが訪れ、オーナーさんによると、女性客にはワンタンミーやスープ麺などの麺料理、男性客にはナシレマッやマレーシアチキンカレーなどのご飯ものが人気なのだとか。

私が訪れたのは、休日の少し遅めのランチタイム。店内では、旅行中だというシンガポールからのお客さんに、オーナーさんが対応されていました。さまざまな国の人が食事を楽しめるのも、このお店ならではの魅力です。

マレーシアの国民食「ナシレマッ」を試してみます!

マレーシア料理を食べるのは初めてだったので、何を注文すればよいのか迷ってしまいます。そこで、オーナーさんにおすすめを聞いてみることにしました。

すすめていただいたのは、ナシレマッ。マレーシアの国民食ともいわれる、人気のご飯料理です。

運ばれてきた料理を見て、まず驚いたのが盛り付けです。お皿には本物のバナナの葉が敷かれ、その上にご飯やゆで卵、きゅうり、ナッツ、小魚、エビ煎餅などが並んでいます。さらに、カレーのようなもの、味噌のようなものも添えられていました。

シンプルな見た目ながら、一皿の中にいろいろな食材が盛り込まれています。

ナシレマッに使われているご飯は、ココナッツミルクで香りよく炊いたジャスミンライス。ご飯そのものにも香りがあり、さまざまな具材や調味料を混ぜながら食べるのが特徴です。

混ぜて食べるともっとおいしい!旨辛サンバルとチキンレンダンで味わう本場の味

味噌のようなものの正体はサンバル。唐辛子、玉ねぎ、発酵させたエビなどを使った、マレーシア料理でよく使われる辛味調味料です。

まずは、サンバルだけを少し味わってみました。

最初に感じたのは塩気とエビの風味。そのあとから、唐辛子の辛さがじわじわとやってきます。ひと口目よりも、食べ進めるうちに辛味がはっきりしてくる印象です。
メニューには唐辛子のマークが付いていましたが、なるほど、これはなかなか辛い!

オーナーさんによると、サンバルはチャーハンやミーゴレン(マレーシアなどで親しまれる焼きそば料理)などにもよく使われるそうです。日本の味噌に地域や家庭ごとの違いがあるように、サンバルにもさまざまな種類があるのだとか。

続いていただいたのは、チキンレンダン。鶏肉をスパイスやココナッツミルクなどと一緒に煮込んだ、伝統的な料理です。

見た目はカレーのようですが、こちらは辛くありません。大きめにカットされた鶏肉は、口に運ぶとほろほろとほぐれます。ココナッツの食感も感じられ、スパイスの風味が広がります。

オーナーさんに教えていただいたとおり、サンバルとチキンレンダンをご飯に混ぜて食べてみました。
すると、サンバルだけで食べたときとは印象が一変。ご飯の甘い香りに、サンバルの旨味、チキンレンダンの風味が合わさります。

それぞれを別々に食べるよりも、一緒に混ぜることで味がまとまるのが面白いところ。最初は辛さに驚いたのに、気づけばどんどん食べ進めていました。

初めてのマレーシア料理でしたが、ひとつの料理でも味の組み合わせを楽しめることが新鮮でした。

ピンク色のお祝いドリンク「シラップバンドン」

食事と一緒にいただいたのは、鮮やかなピンク色のドリンク、シラップバンドンです。

フラワーシロップにコンデンスミルクを混ぜた飲み物で、見た目も華やか。ひと口飲むと、バラの甘い香りがふわっと広がります。

甘さはありますが、甘ったるい感じではなく、ごくごく飲めました。辛いサンバルを食べたあとに飲むと、口の中がほっと落ち着きます。

オーナーさんのお話では、マレーシアやインドネシア、ブルネイのマレー系の人々にとって、シラップバンドンはお祝いの場で親しまれている飲み物なのだそうです。誕生日や結婚式などお祝いの日に、みんなが集まる場で飲まれると聞きました。

料理だけでなく、飲み物にも現地の暮らしや文化が表れているのですね。

ちなみに、オーナーさんのおすすめの飲み物はテタレという濃厚なミルクティー。次に訪れたときは、こちらも試してみたいと思います。

馬喰町で楽しむ異国の味。朝食におすすめのカヤトーストも

馬喰町は、昔から問屋街として知られるエリアです。近年はインターネットで買い物をする人が増え、以前に比べると街のにぎわいも落ち着いてきたそうです。

一方、年に2回開催される問屋祭りの時期には、多くの人でにぎわいます。昔ながらの問屋街の一面を残しながら、新しいお店にも出会えるのが、この街の面白さかもしれません。

今回初めて食べたナシレマッ。サンバルの辛さに驚きましたが、チキンレンダンやご飯と混ぜることで味わいが変わり、最後までおいしく楽しめました。

オーナーさんに食べ方や料理の背景を教えていただいたことで、マレーシアの食文化をより身近に感じられたのも印象的でした。

また、こちらのお店ではカヤトーストも楽しめます。
カヤトーストとは、ココナッツミルクや卵、砂糖などで作る甘いカヤジャムをトーストに塗り、バターと一緒に味わう定番の朝食です。日本橋エリアで現地の朝食を楽しめるのはうれしいですね。

ランチで本格的な料理を味わうのはもちろん、いつもと少し違う朝食を楽しみたいときにもおすすめです。馬喰町を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

マレーカンポンコピティアム(Malaysia Halal Cafe restaurant)日本橋店
住所:東京都中央区日本橋馬喰町1丁目6−6 アパホテル〈日本橋 馬喰町駅前 〉1階
アクセス:JR総武快速線「馬喰町駅」から徒歩約1分
都営新宿線「馬喰横山駅」、都営浅草線「東日本橋駅」から徒歩約1分
TEL:なし
営業時間:朝食7:00-11:00、昼食11:30-14:00
定休日:朝食は毎日営業、昼食は火曜休み

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。