今回ご紹介するのは、軽井沢発のスペシャルティコーヒー専門店「丸山珈琲 日本橋店」です。
友人と休みの日に日本橋を散策。大通りから少し外れてみると、小さなコーヒー屋さんを見つけました。
店頭にはコーヒーのソフトクリームの看板。暑い日だったこともあり、思わず足を止めてしまいます。
店内をのぞくと、棚にはずらりと並んだコーヒー豆。
初めてのお店でしたが、中から店員さんがニコニコと声をかけてくださり、ふらりと入りやすい雰囲気でした。
スペシャルティコーヒーの先駆者が手がける、丸山珈琲とは？
丸山珈琲 日本橋店は、東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前駅」より徒歩約2分の場所にあります。
丸山珈琲の本店は長野県軽井沢にあり、長野を中心に展開しているコーヒー専門店です。東京にもお店が増えていて、日本橋店も2025年6月に1周年を迎えました。
店長さんにお話を伺ったところ、お店の代表はスペシャルティコーヒーの第一人者ともいわれる丸山健太郎氏。「日本でも、本当に“良い豆”のコーヒーを楽しめるように…。」と、代表自らが世界各地の農園に足を運んで、良いコーヒー豆を日本に広めてきたそうです。
このように聞くと、ちょっと敷居が高そうにも感じますが、ご安心を！
丸山珈琲では手軽な価格のブレンドコーヒーも充実しており、コーヒー初心者にもやさしいお店なんです。
店内POPには豆の特徴が詳しく書かれていて、迷ったら店員さんが親切に相談にのってくれます。
コーヒーは好きだけど詳しいことはわからない私に、POPの読み解き方をやさしく教えてくださいました。
長野のお店はイートインスタイルが多いそうですが、都内の店舗はテイクアウトと商品販売が中心なんだとか。
各店舗ごとに限定のブレンドがあり、日本橋店では「日本橋ブレンド」が使用されたアメリカーノ、ラテ、カプチーノを提供しています。
また、コーヒー以外にレモンスカッシュや抹茶ラテなどもあります。
店内販売では、お菓子やリキッドタイプのコーヒーもあり、豆以外で気軽にコーヒーを楽しめる商品が多いのもうれしいです。
プレゼントにも最適！リキッドタイプのコーヒーや、お菓子もおいしい♪
店内には試飲ができる商品もありました。
この日は、カフェラテ用に焙煎された深煎りコーヒー豆を使用したリキッドコーヒーを、カフェラテでいただきました。
また、もっちりとした食感のコーヒーマシュマロも試食させていただきました。
丸山珈琲はコーヒー菓子にも注力されているそうで、コーヒーのお供として手土産やプレゼントにいいですね！
日本橋店限定「日本橋ブレンド」と街の魅力
私は今回、「日本橋ブレンド」を購入してみました。
店舗ごとにちがうオリジナルブレンド。その特徴を店長さんにうかがいました。
「日本橋といえば“出汁”。そのコク深いイメージをコーヒーで表現し、深煎りだけど華やかなオリジナルブレンドが生まれました。」と教えてくださいました。
後日、自宅で淹れて飲んでみると、うかがった言葉に納得！ほどよい苦味がありつつ、酸味は控えめ。
「 まるで歴史ある喫茶店で味わう、こだわりの一杯」という印象。私の好みにぴったりなコーヒーでした。
挽きたての豆でコーヒーを淹れると、それだけでいい朝になるのが不思議ですね。
コーヒー豆を購入するときに、店長さんに日本橋の街についてもうかがいました。
「活気があって、観光客も地元の方も、若い人から年配の方まで、さまざまな人が行き交う街です。多種多様な文化がミックスされていると感じます。」とのこと。
いくつもの豆が調和してひとつの味を作るブレンドコーヒーと、多様な人や文化が共存する日本橋。
そんな共通点にふと気づき、なんだかうれしくなりました。
これからの季節にオススメ！コーヒーのソフトクリームをテイクアウト
お店の前にあったソフトクリームの看板。「これは絶対食べたい！」と決めていました。
もちろんこちらにも「日本橋ブレンド」が使われています。
店舗ごとの限定ブレンドを、ソフトクリームでも楽しめるのは、丸山珈琲ならではの楽しみ方ですね。
「今度は別の店舗にも行ってみたい…。」
「軽井沢の本店にも、いつか足を運んでみたい！」
そんな気持ちになる、ステキな出会いでした。
ぜひみなさんも、日本橋で、軽井沢発のスペシャルティコーヒーを味わってみてください。
丸山珈琲 日本橋店
住所：東京都中央区日本橋室町1丁目12−2 1階（コレド室町3 裏）
アクセス：東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前駅」から徒歩約2分
JR総武本線、JR横須賀線「新日本橋駅」から徒歩約6分
都営浅草線「日本橋駅」から徒歩約6分
JR山手線他「東京駅」から徒歩約13分
TEL：03-6262-7502
営業時間：10:00-19:00（ラストオーダー18:30）
定休日：不定休
