並んででも食べたい!日本橋海鮮丼「つじ半」に並んでみた
今回ご紹介するのは、中央区日本橋の海鮮丼専門店「つじ半」です。
日本橋を散歩していると、いつも目に入るのがこちらのお店の行列。気になって調べてみると、ネットやSNSでも「並んでも食べたい!」と話題になっており、地元でも注目を集めています。
看板メニューは、新鮮な魚介をふんだんに盛り付けた「ぜいたく丼」。食べ方の工夫や〆の鯛だしまで楽しめる一杯は、多くのファンを魅了してやみません。
日本橋駅から徒歩約2分。お昼時には行列必至ですが、その人気の理由を確かめるべく実際に並んでみました。
日本橋の人気店に潜入!

日本橋駅からすぐ、オフィス街の大通りを一本入った路地に佇む「つじ半」は、平日も週末も絶えず行列ができる人気の海鮮丼専門店です。
「つじ半」は日本橋本店のほか、コレド室町に室町店があり、神楽坂や赤坂など都内各地にも展開しています。さらには、香港にも店舗を構えるなどグローバルに広がりを見せています。
インバウンド需要も高く、店先には外国人観光客の行列が絶えないのも印象的です。
店内に入ると、L字型のカウンター席を中心にコンパクトにまとまった空間が広がり、清潔感のある落ち着いた雰囲気。観光客から地元の常連客まで、多くの人が足を運ぶ人気のお店です。
行列に並んでみました!

私が訪れたのは、日曜日の昼どき。10時半頃にお店に着いたときには、すでに長い行列ができていました。席に案内されたのは12時半頃で、約2時間を要しました。
店の外には給水スペースや団扇、扇風機が設置されています。並んでいる人たちへの配慮がありましたが、この日は日差しが強く、日傘は必須でした。
暑さ対策はされているものの、真夏の日差しの下ではやはり体力を消耗しますね。
とはいえ、時間が経つにつれて「本当にそんなにおいしいのだろうか」という気持ちから、「やっと自分も体験できる」という期待へと変わっていきました。
並ぶのは決して楽ではありませんが、その待ち時間もまた、食べる前の高揚感を高めてくれるひとときでした。
あとで調べてみると、昼どきを過ぎた午後の時間帯や夜は、そこまで並ばずに入れることも多いのだとか。次に訪れるときは、ランチタイムを外して足を運ぶか、テイクアウトを利用してみようと思います。
つじ半の「ぜいたく丼」を実食!

「つじ半」の看板メニューは、新鮮な魚介をふんだんに使った「ぜいたく丼」。
「ぜいたく丼」は、梅、竹、松、そして特上と4種類あります。
私はウニが好きなので、松にしようか迷いましたが、今回は一番リーズナブルな「梅」(1,350円)を注文しました。
並んでいる間に注文を済ませるため、席に案内されるとほどなくして「ぜいたく丼」が到着。待ち時間が長かった分、料理がすぐ出てくるのはうれしいポイントです。

器の上には、いくら、マグロ、エビ、つぶ貝、イカなど、数えきれないほどの海鮮が盛り付けられており、見た目からして豪華そのもの!
ひと口頬張れば、それぞれの魚介が持つ甘みや歯ごたえが次々と押し寄せ、口いっぱいに海の恵みが広がっていきます。
海鮮丼と一緒に、ハマチのお刺身がついてきましたが、このお刺身が口の中でトロッととろけて、とてもおいしかったです。
この内容で1,350円という価格は、「本当にこの値段でいいの?」と驚くほど!まさにコスパ抜群です。

さらに、食べ進めたあとは、お好みのタイミングで鯛だしをかけてもらって、お茶漬け風にして食べます。
うまみが凝縮された出汁は格別で、最後のひと口まで楽しませてくれました。
日本橋の行列店「日本橋海鮮丼 つじ半」の代名詞ともいえる「ぜいたく丼」。新鮮な海鮮の豪華さと、鯛だしで締める味わい深さは、やはり一度は並んで食べたい名物です。
地元で日常的に楽しむならテイクアウトがおすすめ。待ち時間なしで受け取れるうえ、あのクオリティとコスパを気軽に味わえるのは大きな魅力です。
また、「つじ半」は10時〜21時半まで通しで営業しているため、次はランチタイムを外した15時以降や、仕事終わりに立ち寄ってみようかと思います。
通りすがりにいつも気になっていた人も、まずはテイクアウトや時間をずらしての訪問で、そのおいしさを体験してみてはいかがでしょうか。きっと「また食べたい」と思える一杯に出会えるはずです。
:日本橋海鮮丼 つじ半 日本橋本店
住所:東京都中央区日本橋3−1−15 久栄ビル1F
アクセス:「日本橋駅」から徒歩約2分、「東京駅」から徒歩約5分
TEL:03-6262-0823
営業時間:月〜金11:00-21:00、土日10:00-21:30
定休日:不定休
駐車場:なし