日本橋・夜のパワースポットイベント|「カナエルNIHONBASHI 2025-26」

今、日本橋は「推し活」の聖地として注目を集めているのをご存じですか?

2025年11月21日〜2026年2月15日まで、日本橋の夜がイルミネーションに彩られ、「推し活」を楽しむイベントが開催されています。

今日はそんなパワースポット、日本橋の夜の魅力をお伝えします。

当選を呼ぶ聖地|推しに会うためのパワースポット

高層ビルの谷間にたたずむ福徳神社(芽吹稲荷)。「推し活」の聖地として今この神社が大人気なんです。

創建は貞観年間(859年~877年)とされるほど古く、徳川家康も参拝したことがあるのだとか。
江戸時代には幕府公認の富くじ(今でいうところの宝くじ)を発行することが許された、数少ない神社の一つでした。

当選運のご利益があるとされているこの神社が、現代では推しに会うためのイベントやコンサートチケットの抽選祈願へと代わり、ファンの方がたくさん訪れているそうです。

夜の神社はそれだけでとても神秘的。私もお参りさせていただきます。
まずは、手水舎(てみずや)で心身のお清め。柄杓はなく、現代の神社らしく、人感センサーつきの自動で水が流れる仕組みでした。

本殿へ進むと、横には富籤(宝くじ)祈願のコーナーが設けられています。
三宝の上に宝くじやお財布、スマホなどをのせて、神楽鈴を振ることでお祓いができるようです。

私もお財布とスマホをのせてお祈りさせていただきました。ご利益あるといいなぁと願います!

しっかり本殿へもお詣りをさせていただき、次の推し活スポットへ。

粋な街に『推し』が並ぶ、不思議な仲通り

福徳神社の大鳥居へ続く仲通りは、イベント期間中の「開運日」に、推し活アイテムがならぶスペシャルマーケット「カナエル 推し活ナイトマーケット」に様変わりします!

私が訪れた11月21日は「大安」。
今後は12月20日「大安・一粒万倍日」、12月21日「一粒万倍日・天赦日」、2026年1月24日「大安」、2月3日「節分」の4日間開催されます。

100種類を優に超えるであろうアクスタの台座や「ぬい」の着ぐるみなど、ここではたくさんの推し活グッズに出会えます。
2026年1月17日、2月14日の土曜日には、「カナエル 推し活ワークショップ」も開催されるようですのでご興味がある方はぜひ参加されてみては?

コレド室町の1と2の間に位置するこの通りは、両サイドに人気の飲食店や老舗の名店がならぶ通りです。
行列必至、新鮮な海鮮丼が大人気の「つじ半」や、江戸時代から続く元祖くず餅である老舗中の老舗「船橋屋」など、日本橋の伝統や文化を感じることができます。

福徳神社、老舗や名店が居並ぶ仲通り周辺に突如あらわれる推し活グッズの数々には、ちょっとした異空間を味わえます。

ちなみに、カナエル 推し活ナイトマーケットは13:00~21:00。コレド室町仲通りの飲食店は11:00〜20:00までと営業時間が異なります。
両方楽しみたいという方は、営業時間にご注意くださいね。

あの伝説の生き物に乗れる!?「麒麟ゴーラウンド」がくれる、静かな興奮

コレド室町テラスの大屋根広場には、イベント期間中「麒麟ゴーラウンド」が登場します。
17:00~23:00の間はイルミネーションに彩られ、30分に一度スペシャル演出も見られるようです!

回転はしないのですが、吉兆の前触れとされる「麒麟」に触れることで幸福をわけてもらえそうです。

実際の「麒麟」像は日本橋の橋の中央部分に鎮座しています。
五街道の基点であり、江戸東京の中心である日本橋のシンボルとなっています。

麒麟は慶事の前に姿を見せるといわれる伝説上の生き物。日本橋の麒麟像には本来ないはずの翼があり、「ここから飛び立つ」という意味がこめられているそうです。

日本の道路の起点であるこの地から、全国へ夢や希望が羽ばたくようにという願いを託された麒麟像。

日本橋の夜は、今日も誰かの夢をそっと後押ししてくれていました。

カナエル NIHONBASHI 2025-26
住所:東京都中央区日本橋室町エリア
アクセス:東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅、JR総武線「新日本橋」駅から徒歩数分
TEL:なし
営業時間:イベントにより異なります。
定休日:期間中特になし
URL:https://www.kanaeru-nihonbashi.jp/

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。