仕事終わりに一杯!日本橋「製麺庵なな蓮」の支那そばを堪能

今回ご紹介するのは、中央区日本橋のラーメン店「製麺庵なな蓮」です。

鶏と魚介の旨みを生かした「支那そば」と、濃厚な「濃い出汁蕎麦」が評判で、食べログでも3.71の高評価を獲得しています。

東京メトロ銀座線 三越前駅から徒歩約2分。夜21時まで営業しており、仕事帰りに立ち寄りやすいのも魅力です。
日本橋での暮らしにそっと寄り添う、癒しの一杯をご紹介します。

日本橋の支那そばの名店「製麺庵なな蓮」

日本橋のオフィス街の一角に、静かに佇むラーメン店「製麺庵 なな蓮(ななはす)」は、仕事帰りのビジネスパーソンや地元の人々に長く愛される名店です。

落ち着いた木目調の外観に、小さな看板がひっそりと掲げられた店構えは、一見すると通り過ぎてしまいそうなほど控えめ。
それがかえって、日本橋という歴史ある街の品の良さや、日常に溶け込む店の空気感を際立たせています。

店内はカウンター席を中心にコンパクトにまとまり、清潔感のある落ち着いた雰囲気。
騒がしさとは無縁で、一人でもふらっと立ち寄りやすい空気が流れています。

【無化調×自家製麺】こだわり抜かれた支那そばの魅力

訪れたのは、平日の夜19時半ごろ。会社帰りの人や飲み終わりの人たちでにぎわっていました。
店内はちょうど満席でしたが、5分ほどでカウンター席に案内され、口頭で注文。ラーメンが提供されたのは、そこからさらに5分後。待ち時間も少なく、仕事終わりにはうれしいテンポ感です。

目の前に運ばれてきたのは、澄んだスープにやさしく湯気が立ちのぼる「支那そば」。
スープは、比内地鶏・大山鶏・岩中豚をベースに、魚介の出汁と手作りの醤油を重ねた、化学調味料を使わないこだわりのスープです。

一口飲んだスープは、すっきりとした王道の醤油スープ。「これなら誰でも好きになるよね」と思わず納得してしまいました。
麺は、国産小麦4種類をブレンドした自家製の平打ち麺。つるりとした喉ごしと適度なコシがあり、スープとの絡みも抜群。
食べ進めるほどに、胃だけでなく心までやさしく満たしてくれるような一杯でした。派手さはないけれど、だからこそ毎日でも食べたくなる、“安心感のある味”です。

一人でふらっと。仕事終わりに立ち寄れる安心感

なな蓮はカウンター席が中心の落ち着いた空間で、ひとりでもふらっと入りやすい雰囲気が魅力。静かに過ごしたい夜、ラーメン一杯で締めくくりたい日にもぴったりです。

メインの支那そばやつけそばに加え、夜はお酒やおつまみメニューも充実。

なかでも珍しいのが、香ばしく焼き上げる「七輪焼き」の提供。カウンター越しに七輪が並ぶ光景も、なな蓮ならではの魅力です。
ピークを過ぎた夜の時間帯は比較的ゆったりしていて、混み合いすぎず静かに食事を楽しめます。

飲みの〆として立ち寄るのはもちろん、軽く一杯だけ……という使い方も歓迎してくれる温かさがあります。
つけそばや期間限定メニューなど、常連でも飽きずに楽しめるラインナップもあり、通うほどにその奥深さを感じられるお店です。

「こんなお店がある幸せ」暮らす街としての魅力

「今日はちょっと疲れたな」「なんだかラーメンが食べたい気分」
そんな時に気軽に立ち寄れて、心までほっとできるお店がある。それだけで、暮らしがぐっと豊かになる気がしませんか?

「製麺庵 なな蓮」は、忙しい日常に癒やしをくれる存在です。仕事で疲れた日のごほうびにも、なんでもない日のちょっとした楽しみにもなってくれます。
派手じゃないけれど、日常の一部に溶け込んでいるような、確かに“おいしい”がそこにある安心感。
おいしい一杯がそっと寄り添ってくれる。そんな日常がある街、日本橋。
その魅力を、ぜひ一度「なな蓮」で味わってみてください。

日本橋 製麺庵 なな蓮
住所:東京都中央区日本橋室町1-8-7 東信室町ビル1F
アクセス:東京メトロ銀座線「三越前駅」から徒歩約2分
連絡先:03-3516-6288
営業時間:11:30-14:00
18:00-21:00
定休日:不定休
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。
ABOUT US
みさと
みさと
神社巡りとおいしいものが好きで、休日に日本橋の神社を巡り、仕事終わりに日本橋のグルメを開拓。特にラーメンが大好き。