今回ご紹介するのは、日本橋人形町にある讃岐うどんの名店「谷や」です。
香川出身の店主が手がける打ちたて・切りたて・茹でたてのうどんは、力強いコシとのど越しが自慢。揚げたてのかしわ天も人気で、食べログ3.69の高評価、2024年百名店に選出されています。
東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅から徒歩1分、日比谷線・人形町駅から徒歩約5分。
夜は21時半まで営業しており、食事はもちろん、ちょい飲みの場としても地元に愛される名店です。
日本橋人形町で、本場讃岐の味と職人のこだわりを味わえる一杯をご紹介します。
本格讃岐うどんを日本橋人形町で

この日私が「谷や」を訪れたのは、平日の11時。開店時間を狙って足を運びました。
すでに店の前には何組かの人が並んでおり、開店と同時に入店。中には昼飲みにきた常連さんの姿も見られました。
店内は手前にカウンター席、奥にテーブル席があり、私はカウンターへ案内されました。
ほどなくして店内は満席に。
目の前では店主が丁寧に麺を打ち、注文を受けてから茹で上げ、天ぷらも揚げたてを提供してくれます。
その一連の流れを眺めながら、「ここは本物だな」と期待が高まります!
湯気と出汁の香り、揚げ物の音に包まれながら、讃岐の味を待つ時間さえも心地よく感じられます。
名物かしわ天うどんを実食!

口コミでも高評価だった「かしわ天うどん」。迷わず人気のつけ冷を注文しました。
つけ温やかけも選べるほか、麺の量は並(1玉)・中(1.5玉)・大(2玉)から選択できます。
「かしわ天うどん」には、かしわ天3つにおまかせ野菜3種、大根おろしがセット。彩りも美しく、運ばれてきた瞬間から食欲をそそります。
まずはツヤのあるうどんをひと口。噛むほどにもちもちと弾力があり、コシの強さとのど越しのよさが見事に両立しています。
揚げたてのかしわ天は、衣がサクッと軽く、鶏肉はふっくらジューシー。
にんじん、なす、さつまいもなどの野菜天も、それぞれの甘みとみずみずしさが際立ちます。特ににんじんの自然な甘さには思わず笑みがこぼれるほど!
無添加・無化調にこだわった出汁は、香り高く、口当たりがやさしい。素材の旨みがうどんと天ぷらを引き立て、最後のひと口まで飽きのこない味わいです。
シェフのこだわりと職人技が光るうどん

谷やのうどんは、香川出身の店主・谷 和幸さんの情熱そのもの。
17歳で讃岐うどんの名店「もり家」に入り、うどん一筋に青春を捧げてきました。
一日19時間に及ぶ厳しい修業で培った技と経験が、今の「谷や」の味を支えています。
谷さんのうどんづくりは、その日の天気や湿度に合わせて小麦と水の配合を微調整することから始まります。
毎朝、足で丁寧に踏み上げた生地が、讃岐うどんならではのコシと弾力を生み出す秘訣。
「打ちたて・切りたて・茹でたて」という三たてを守り続ける姿勢に、職人としての誇りと情熱が感じられます。

「かしわ天うどん」のほかにも、谷やには魅力的なメニューがそろい、常連を飽きさせません。
大海老天・ホタテ天・キス天・イカ天がのった「海鮮天うどん」、大海老天・半熟玉子天・牛肉・とろろ・わかめ入りの豪華な「谷やスペシャル」など、どれも人気の一品です。
次はぜひ、大海老天を味わってみたいと思います。
また、冷かけうどんやぶっかけうどんに好みの天ぷらを追加することもでき、テイクアウトにも対応しています。
さらに、昼から夜までお酒を楽しめるのも魅力のひとつ。香川の日本酒も置かれており、うどんと日本酒という新しい組み合わせに心をくすぐられました。
次回はぜひ、そのペアリングも試してみたいと思います。
日本橋の地元の人に愛されるうどん屋

日本橋人形町で、地元の人々に長く愛されてきた讃岐うどんの名店「谷や」。
こだわり抜かれたうどんと職人の真摯な手仕事に惹かれ、昼どきには常連客でにぎわいます。
香川仕込みの本格うどんを、東京でこれほど丁寧に味わえるお店はそう多くありません。
日本橋の穏やかな街並みに溶け込む温かな空気の中で、打ちたての麺と出汁の香りに包まれながら、本場讃岐の味を確かめに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
谷や
住所:東京都中央区日本橋人形町2-15-17
アクセス:半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩約1分
日比谷線「人形町駅」から徒歩約5分
TEL:03-5695-3060
営業時間:11:00-21:30
定休日:不定休
駐車場:無



















